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FX取引における通貨ペアの選択ポイント

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FXは通貨の為替価格の変動による利益を狙うものですが、通貨は米ドルだけが取引対象になっているわけではありません。
ユーロや豪ドル、英ポンド、カナダドル、ニュージーランドドル、スイスフランなど、多くの通貨で取引ができます。

それぞれの通貨の為替価格は同じように変動するものがあれば、全く異なる値動きをするものもあります。従って、ユーザーが自身のトレードスタイルに即して通貨ペアを選択する必要があります。

通貨ペアの選択ポイント

通貨ペアはそれぞれ独自の特徴を持っていますが、以下のことが重要な選択ポイントになります。
1)取引量
2)スプレッド
3)金利差

1)取引量
取引量が多い通貨ペアはそれだけ利用者が多い証でもあります。取引量が多いと価格が急激に変動することが少なく、安定した取引が望めます。日本のFX取引で取引量の多い通貨ペアといえば圧倒的に「米ドル/円」であり、それ以外では「英ポンド/円」や「ユーロ/円」などがあります。

2)スプレッド
FX取引で唯一の手数料となるのがスプレッドです。スプレッドというのは、通貨を購入する時と売却する時の間に発生する差額のことであり、その金額分が利益から減少することになります。例えば、スプレッドが0.3銭だった場合に1,000通貨購入すると、1回の取引で3円(0.3銭×1,000通貨)の手数料になります。仮に、1日に10回、1ヶ月に20日間取引をすると、1年間では7,200円(3円×10回×20日間×12ヶ月)になります。10,000通貨の取引の場合は72,000円です。

スプレッドは小さいに越したことはありません。通貨ごとのスプレッドは大手の業者の場合、平均的に以下になっています。なお、どの業者も米ドル/円のスプレッドが一番狭くなっています。
・米ドル/円:0.2~0.3銭
・ユーロ/円:0.3~0.4銭
・英ポンド/円:0.7~1.0銭
・豪ドル/円:0.4~0.7銭
・NZドル/円:0.9~1.2銭

3)金利差
FX取引では、売買益の他にスワップポイントという利益を得られます。スワップポイントとは、通貨ペアにおける2国間の金利差で発生する利益の還元のことです。現在、日本の政策金利は-0.1%であるため、仮に政策金利が10%の国の通貨を日本円で購入すると、金利差は11%になります。ただし、金利差分がまるまる還元されるわけではありません。

スワップポイントは毎日給付されますが、業社によって給付額が異なります。スキャルピングやデイトレードのような短期間の取引ではスワップポイントは関係ないかもしれませんが、長期的な保有においては大きなメリットになります。

一般的に、通貨ペアごとのスワップポイントの金額は以下になっています(1年間)。
・米ドル/円:16,500~17,000円
・メキシコペソ/円:29,000~30,000円
・トルコリラ/円:10,000~11,000円
・南アフリカランド/円:35,000~45,000円

ただ、高金利の国の通貨は信頼度が低いため、為替の下落による損失の方がスワップポイントを上回る危険性があるため、注意が必要です。

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